Portfolioスライドショー機能では、(サムネールではなく)オリジナル画像からスライドショーを作成し、指定の間隔で画像を順番に表示したり、手動で制御することができます。
スライドショーには、アクティブなギャラリーウインドウの画像を使用します。スライドショーを開始すると、画面は空白になり、現在のギャラリーウインドウ内の画像が現在のギャラリーウインドウ表示の背景色に対して表示されます。 画像を実寸で表示することも、画面に合わせて拡大表示することもできます (画像が画面よりも大きい場合、自動的に縮小表示されます)。
スライドショーのアイテムを検索すると、ディスクのプレビューが表示されます(使用可能な場合)。 ディスクのプレビューが見つからず、ソースファイルを見つけることができない場合は、アイテムのサムネールが表示されます。
Portfolioの起動時にスライドショーを自動的に実行することもできます(「カタログ」メニューの「カタログ管理...」> 「起動時」タブ)。その場合、最後に保存されたスライドショーオプションが使用されます。
スライドショーのコントローラを使用して、時間で自動切り替える、手動で操作することができ、またレコードのコントローラを使用してレコードとそのオリジナルアイテムを操作することもできます。
スライドショーを設定する方法
「カタログ」メニューから「スライドショーのオプション...」を選択、またはcommand+option+S(Macintosh)かCtrl+Shift+S(Windows)を押します。
設定を変更し、「OK」をクリックします。
スライドショーを実行する方法
スライドショーに表示するアイテムに合わせてギャラリーウインドウを作成し、表示する順序に従ってアイテムを並べ替えます。
静止画、3D画像、ムービー、サウンドを表示することができます。 Portfolioでプレビューできるものなら、すべてスライドショーに表示することができます。
「カタログ」メニューから「スライドショー」を選択、またはcommand+「;」(Macintosh)かCtrl+Shift+「,」(Windows)を押します。
手動実行のスライドショーの場合は、コントローラの矢印(前へ/次へ)をクリックして、表示するアイテムを切り替えます。
最初/最後の矢印をクリックすると、最初または最後に移動します。
自動実行のスライドショーでは、途中で停止、開始することもできます(プレゼンテーションでは、説明を加えたり質問に答えるときに便利でしょう)。途中で一時停止するには、ミニコントローラの一時停止ボタンを使用します。
スライドショーが「連続再生」になっていない場合、最後のアイテムが表示された後に終了します。
スライドショーを終了してギャラリーウインドウに戻るには、停止ボタンを押します。
注意: 時間で自動切り替え」を使用している場合、その時間がたつまで画像は読み込まれません。 例えば4秒の間隔では、小さな画像は表示されるまで4〜4.5秒ほどかかることがあり、大きな画像ではさらに長くかかることがあるということです(コンピュータとシステムによって変わります)。
ヒント: スライドショーコントローラを閉じて、以下のキーボードショートカットを使用すれば、スライドショーを実行することができます。 これによって、画面上に画像のみが表示されます。
動作 |
キーボードショートカット |
スライドショーの終了 |
esc |
前のアイテム |
page up |
次のアイテム |
page down |
最後のアイテム |
end |
最初のアイテム |
home |
コントローラの非表示: スライドショーコントローラを閉じて、キーボードショートカットを使用してスライドショーを実行することができます。
表示するフィールド: Portfolio 5.0Jでは、スライドショーで画像と共に表示するフィールドを指定することができます。 このオプションは「スライドショーのオプション」ダイアログボックスで選択できます。
書き出し時の画像切り替えエフェクト(Macintosh):スライドショーをQuickTimeムービーとして書き出す場合、画像の切り替えに関するQuickTimeのビルトイン機能を追加して、より効果的なムービーを作成することができます。 画像の切り替え機能を使用するには、QuickTimeがインストールされており、「QuickTimeムービーを書き出し」ダイアログボックスの「画像を切り替えるときのエフェクト」オプションが選択されている必要があります。 画像を切り替えるときのエフェクトの設定は、「QuickTimeムービーを書き出し」ダイアログボックスの「編集...」ボタンを使って変更できます。 編集オプションはQuickTimeの内部技術に依存し、それを使用しています。 つまり、編集オプションは、PortfolioではなくQuickTimeによって制御されています。
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